ミニラグビーの集大成となる県大会が、10月30日(春日公園球技場)、11月6日(筑後川河川敷グラウンド)、11月13日(さわやかグラウンド)に開催されました。帆柱ヤングラガーズからは、ブラックチーム(Aブロック)とイエローチーム(Cブロック)の2チームが出場しました。
ブラックチームは、強豪ばかりのブロックで、どの試合も粘り強いディフェンスを必要とする展開でした。きつい試合が続きましたが、一戦ごとにチーム力が向上し、最後の最後まで全力を出し切っていました。
イエローチームは、ブロック3位となる好成績を収めました。どの試合も、積極的にアタックするシーンが見られました。M5のサポートメンバーも生き生きとプレーしました。
出場した子ども一人一人が大きく成長した県大会でした。M6には、この大会で得た自信と経験をもとに、これからもラグビーを全力で楽しむとともに、ジュニアラグビーでの活躍を願っています。
帆柱ファミリー全員から、県大会を全力で戦い抜いた皆さんにエールを贈ります。
最後に、保護者、コーチの皆さん、お疲れさまでした。
福岡県中学生大会が閉幕しました。帆柱ジュニアにとっての最後の試合は、伊都ヤングラガーズさんと対戦し、17-17の引き分けでノーサイドとなりました。
最後の最後まで、全力でプレーし、サポートし、大きな声を出し合って健闘したメンバー全員に大きな拍手をおくります。また、帆柱ファミリーの皆さんの応援、ありがとうございました。 今大会は、5月4日の初戦で春日リトルラガーズクラブさんに力負けをしましたが、その後はチーム一丸となって気持ちを切り替え、2戦続けて快勝。迎えた6月26日の最終戦は緊張のためか、前半は思うようなプレーができず、リードを許して後半を迎えました。ようやく後半に盛り返し、ノーサイド直前にトライとゴールを決めて同点に追いつくことができました。
ジュニアメンバー全員が、よく頑張りました。帆柱ファミリーをはじめとして多くの方々のサポートと応援を受け、最後まで走り続けました。
3年生は、この大会を最後に、それぞれの次のステップへ向けた準備期間に入ります。これまで帆柱ヤングラガーズで培ってきた力を生かし、それぞれの目標に向けて進んでいってほしいと願います。今まで、多くの感動をありがとうございました。
最後に、メンバーを励まし、支えてきた保護者の皆様、ありがとうございました。そして、粘り強く、熱心に指導を続けてきたコーチ陣へ感謝の気持ちを伝えて、ジュニア県大会の報告といたします。
![]() 2023年5月その2 『ノーサイド』 やはりラグビーは、いいスポーツだ!!
『ラグビーやっててよかった』
今までの小生のラグビー人生47年の間に、何度そう思ったシーンがあっただろうか。つい最近も、いいシーンを見てそう思った。 ラグビーリーグワンの準決勝第2試合・・・逆転につぐ逆転で試合はもつれ、後半80分を超えた死闘の最後は、追いかけるチームのトライが認められ1点差に追いつくかどうか。ゴールが決まれば逆転。まさに瀬戸際の攻防だった。審判の判定がTMOにゆだねられ、長い時間、レフリーとアシスタントレフリー2名とTMO担当の4名のレフリーのトライをめぐる問答がテレビ放送でも流れてくる。こんなに重要な試合で、こんなに重いシーンを判定する側の緊張感がひしひしと伝わってきた。最後の場面から消えてしまったボールの行方を、だれもがかたずをのんで見守った。結果は、ノートライ。グランディングが認められない限りトライの判定はできないということだった。そしてノーサイド。結果は24-18で追われている側が逃げ切った形になった。まさしく死闘だった。幻のトライもTMOによって2度も生まれた。それでも選手は激しく戦い続けた。そして迎えたノーサイド。 感動したのは、やはり次の瞬間だった。戦いを終えた選手たちが相手とも味方とも胸を合わせ肩を抱き合い、笑顔でお互いの健闘をたたえ合う。思いはとても複雑だろうが、そんな中でも激闘の体を引きずりながら、ワンチームになりラグビーを愛する仲間になる瞬間がノーサイドだ。ラグビーという競技の素晴らしさだ。 相手への敬意を言葉にした勝利者インタビューでの立川主将の言葉にも、心が震えた。これが、ラグビーなのだと思うとその競技に今もなお関わっていられる自分がうれしい。母の日までコメントに入れた立川主将のらしさが際立った。本当に素晴らしいラグビーの精神だ。その後、この判定に何もクレームはつかずにいることも素晴らしい。 両チームは、それぞれ決勝と3位決定戦へと駒を進める。支えてくれている人への感謝の気持ちとお互いの思いを背に受けて・・・。 この試合、実は、もうひとつの珍プレーとレフリーの言葉に少々ほくそ笑んだ自分がいた。九州出身のSH流選手が大事なところを痛めてしまったのだ。話はここで終わらず、痛みをがまんしてプレーを続ける流選手にレフリーが『がんばれ』と言ったように聞こえたのだが・・・このレフリーと、男にしかわからない痛みを必死にこらえ最後まで動き続けた流選手にも拍手を送りたい。 決勝はどんな試合になるか、本当に楽しみだ。東京ベイには、小生の息子の大学時代の同級生が出場するし、中学の選抜チームで一緒だった選手もいて・・・どちらかといえば応援はそちらに・・・対戦相手にも福岡出身の選手もいるので・・・いずれにせよ好ゲームにはなるだろう。今年をしめくくるナンバーワンを決める決勝戦。国立競技場に出かけたいくらいだ。きっとこの試合でも、フェアプレーの精神のもと熱い闘いが繰り広げられ、そしてまた素晴らしいノーサイドの時をむかえることだろう。全選手の健闘を祈りたい。 ラグビーって、本当に素晴らしい!! 感動をありがとう!! 統括コーチ 古賀 儀一 ※ジュニアの県大会が行われています。県大会の情報はこちらのWebサイトをご覧ください。
第45回福岡県中学生競技大会 兼 太陽生命カップ全国中学生大会1stステージ|福岡県ラグビーフットボール協会 (rugby-fukuoka.jp) |